梅雨の水たまり

じめっと、浅く。

20230819の好きな歌詞:口を滑らすはずだった

つばきファクトリー 今夜だけ浮かれたかったよりサビ中の一節。

近年のハロプロを代表する名曲ですね。

 

全編を通して

偶然を装いつつガチでアタックを仕掛ける(でも周りからガチってるとは思われたくない)女の子

の心情が描かれているこの曲。

 

作詞の児玉雨子先生の狙いを超えたヲタの考察(妄想※)も相まって素晴らしい曲となりました。

※例として「浴衣を着なかった理由」

児玉雨子先生曰く「「浴衣を着て張り切ってるって思われたくない」くらいの感じだったんですけど。」とのことでしたが

それまでの「今夜はお泊りするんだい!」な意気込み描写と合わさった結果

浴衣を着ない→脱いだ後自分ひとりでは着付けられない→お持ち帰りされる決意の現れ

という解釈を生みました。

 

思春期の頃って

周りから見たら些細な変化でも

かなり勇気を出してやってみた結果だったり

色んなことを想像・想定しては

大きな決意を持って臨んでいたりしますよね。

大人からみたら「かわいい」なんて言ってしまいがちですが

当人からしたら大変なことなわけで

そういう部分を描くのもとてもハロプロだなぁと思ったりします。

 

https://youtu.be/E8Y7QBhU6Co

 

ちなみにこの曲

作曲の中島卓偉様が紡ぐコーラスワークもかなり必聴。

確かな歌唱力と音楽知識で生み出されているというのが、公式YouTube動画からもわかります。

https://youtu.be/5PM8W03Rwig

 

コーラスの歌唱の強さもハロプロ(というかつんくさん?)って感じですねw