つばきファクトリー 今夜だけ浮かれたかったよりサビ中の一節。
近年のハロプロを代表する名曲ですね。
全編を通して
偶然を装いつつガチでアタックを仕掛ける(でも周りからガチってるとは思われたくない)女の子
の心情が描かれているこの曲。
作詞の児玉雨子先生の狙いを超えたヲタの考察(妄想※)も相まって素晴らしい曲となりました。
※例として「浴衣を着なかった理由」
児玉雨子先生曰く「「浴衣を着て張り切ってるって思われたくない」くらいの感じだったんですけど。」とのことでしたが
それまでの「今夜はお泊りするんだい!」な意気込み描写と合わさった結果
浴衣を着ない→脱いだ後自分ひとりでは着付けられない→お持ち帰りされる決意の現れ
という解釈を生みました。
思春期の頃って
周りから見たら些細な変化でも
かなり勇気を出してやってみた結果だったり
色んなことを想像・想定しては
大きな決意を持って臨んでいたりしますよね。
大人からみたら「かわいい」なんて言ってしまいがちですが
当人からしたら大変なことなわけで
そういう部分を描くのもとてもハロプロだなぁと思ったりします。
ちなみにこの曲
作曲の中島卓偉様が紡ぐコーラスワークもかなり必聴。
確かな歌唱力と音楽知識で生み出されているというのが、公式YouTube動画からもわかります。
コーラスの歌唱の強さもハロプロ(というかつんくさん?)って感じですねw