梅雨の水たまり

じめっと、浅く。

20210715_新しい曲ということについて~AmazonMusicでParamoreを検索しようとして~

こんにちは。htyです。

 

Paramoreが聴きたくなってAmazonMusicで検索しようとしたときのこと。

いま注目の新曲プレイリストをスルーした時に、ふと「新曲」って何だろう?って思ったんですよね。

もちろん普通は「新たに世に出た曲」のことを指すと思うんですけど、主観的に見れば、最近知った数年前の洋楽も、数百年前のクラシックも、「新たに自分の世界に入ってきた曲」という意味では紛れもない「新曲」なんだよなあ、と。

 

新しい曲が流行るのは、時代を反映しているだとかその曲自体の良し悪しだとかもあると思いますが、多くの人が同じようなタイミングで知ることで、共通の話題として便利だからという側面も大きいと思っています。

2020年にいろいろな大ヒットコンテンツが生まれたのは、コロナ禍でリアルでの触れ合いが減っちゃった分、より共通の話題を欲したからだったり、行動が制限された結果、人々が触れるコンテンツが普段よりも集約化されたからかなあ、なんて思ったりします。

逆に「共通の話題のため」という効果を除いてしまえば、「世に新しく出た曲」か「自分の世界に新しく入ってきた曲」かということにあまり違いはなく、特に動画サイトや音楽サブスクリプションで過去の曲に触れやすくなった現在では、皆それぞれにとって多種多様で質の良い「新曲」が大量に生まれている状況なんだろうなぁ、と思いました。

CDが売れなくなったり、皆が知ってるような流行曲が減ってきたのは、ネットの普及でCDで音楽を聴かなくなったとか、趣味が多様化したということと合わせて、そういうところもあるのかなあと。

 

映画や動画を倍速で見たりする人が話題にもなったりもしていますが、コンテンツ過多でストレスの多い現代では、趣味を深める・楽しむという意味でもメンタル的な意味でも、「わざわざハズレを引いてる余裕なんて無い」という人が増えているような気がしています。そういう意味でも質のわからない曲をわざわざ聴くよりも、一定の評価が確定している既存曲の中から、自分のまだ知らない好みの曲を探す方が効率的と考える人もいるかもしれません。

かくいう私も、最近メロスピ曲にはまりつつあるのですが、初心者ということもあり「まずは良いものを」と考えてしまってついつい過去曲ばかり聴いてしまっています。笑

新曲から過去曲を掘っていく、というのは好きなアーティストを見つけたときには良い方法だと思うんですが、ジャンルだったり対象が大きくなると、過去曲から新曲を探っていくという方法をつい取ってしまいます。時代の流れに取り残されそうですね…。笑

 

 

 

それにしても、やっぱりRiot!は良いアルバムだなあ。

 

 

 

おしまい!